SILENTSHEEP*NET >  旅行記 >  台北デフリンピック2009 >  一番、とってほしかった

一番、とってほしかった

嬉しかった祝福

全日ろう連前本部事務所長であり、日本選手団総務の大杉さんのことも前回出場記中で何度か触れた。

朝食会場で大杉さんと話していた時「毎朝、早いですね」といったら、「(君ら選手と)同じだよ」といわれたのだが、練習や試合以外はリラックスしている選手と違って、大杉さんは朝から夜まで一日中、事務局に張り付いてあらゆる作業に尽力されている。この日も、陸上チームを乗せたマイクロバスが朝4時に出るという、それだけのために、大杉さんも早くに起きて、手配に抜かりのないことを確認し、見送っていただける。


こうした非常に多くの方に支えられて、また、支援、声援を受けてレースを走ることができた。スタートラインに立つことができた。ゴールすることができた。今思えば、結構なプレッシャーだが、僕のひとつのレースのために、後にも先にも、これほど多くの人の助けをもらうことはないだろう。感謝しきれない気持ちでいる。


レース後雑感/メルボルン・デフリンピック出場記

今回は滞在ホテルが違っていたことで顔を合わせる機会も少なかったのだけれど、同様に大変だったことでしょう。おつかれさまでした。もちろん、他の事務局の方々にもお世話になりました。

今回、大杉さんから非常に嬉しいプレゼントをいただけた。

ゴール直後、まだ着替えてもいない時、同じく事務局スタッフのSさんが見せてくれた僕宛ての伝言メール。

「一番、メダルを取って欲しかった金子さんがとれて非常に嬉しい──」

思いもしなかった祝福に感激して胸が詰まりました。

今回のメダル獲得の中でも一番、厳しい、難しい立場だったろうことを自分で自覚しているだけに、報いることができて良かったです。

転送してもらおうか、カメラで撮らせてもらおうかと思ったのだけれど、それも野暮と思って自重。胸の中で一生、忘れずにとどめておきたいと思います。本当に嬉しかったです。ありがとうございました。


スタート前、嵐の前の静けさ/翡翠彎の夜明け
天未亮聽奧馬拉松比賽於太平洋翡翠灣舉行
天まだ明けぬ時、デフリンピック・マラソンレースが翡翠彎にて行われた
天未亮聽奧馬拉松比賽於太平洋翡翠灣舉行
天まだ明けぬ時、デフリンピック・マラソンレースが翡翠彎にて行われた

画像出典:2009年臺北聽障奧林匹克運動會(デフリンピック公式サイト)


2009-09-30


このページの先頭へ