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男子の面目躍如
男子のメダル数ゼロだった前回から躍進
オリンピックでもそうだが、他国のレベルアップとともにとりわけ男子勢の置かれる状況は年々、厳しくなっていると前回大会でも記した。
女子の活躍に押されて振るわない日本チームの男子勢だが、他競技も僕の置かれた立場と同じようだ。
男子選手の置かれたつらさを分け合うというのではないけれど、「何とかしたいんだけれど、どうともできないでいる」という悔しさ、哀切感がひしひしと伝わってくる。過去大会に出場してきた、あるいはこれまでを知っているスタッフらとちょっと話してみても、やはり、男子は非常に厳しいレベルのようだ。
男子のメダル数ゼロに終わった前回大会から今回は一気に躍進した。メダル第一号が金メダルになるなど、僕がまだ日本にいるときから空手、水泳等で若い選手らが快挙を成し遂げてくれた。
金メダル5つのうち、空手、水泳、陸上、柔道と、4つが男子勢。しかも皆、十代、二十代の若い初出場選手。ゴルフの石川、テニスの錦織らがそうであるように、僕が前回、悩んでいたように三十代後半のオヤジが厚い壁を前にして沈痛に首を振っている間に、悲壮感など持ち合わせることなく若い彼らは簡単にひょいと乗り越えてしまうのだ。
まさしく、それこそが若さなのだな、と僕も打ちのめされた。あっぱれ!
銀、銅以下のメダル数全体では結果的には女子の方がやはり多くなったのだけれど、これで女子も男子を少しは見直してくれただろうか。
2009-09-27









