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人生最初で最後の5つ星ホテル・デラックスルームか
人生最初で最後、5つ星デラックスルームを予約
こうして日程にもタイプにも幅を持たせると、ホテル選びは難航から苦渋に変わる。元が優柔不断な二人である。「あれもいい」「これもいい」でまた迷う。
「ペンションでもいいか」いや、「ペンションの方がいい」と思っていたのが一転、二転、再び、リッチなホテルに考えが戻る。仲介サイトを通すのはダイレクトなやりとりができなくてイヤだなと感じられたのだけれど、逆に仲介を通せば、メジャーホテルが今なお取れるし、正規料金よりもだいぶディスカウントされている。
業界事情は知らないけれど、大手ほど自分のところでは処理しきれないから、仲介に一定数(もしくは全て)を任すんだろうね。
そうすると、チェスキー・クルムロフ唯一の5つ星ホテル「RUZE(リュージェ)」にも泊まれることが分かる。5つ星なんてVIPの利用するホテルは我が人生に縁などないと思っていたが、チェコの物価事情もあるし、クルムロフのホテルは概して安い(プラハはまた別に高い)。
「ならばいっそのこと」と、5starのRUZE の中でも、7室しかない de lux ルームにしようと決意。これさえスイスの時に比べれば同じかそれ以下だし、日本でちょっといい程度のホテルくらい。コストパフォーマンスを考えると、5つ星に泊まれる「人生最初で最後のチャンス」に違いない。
便利な仲介サイト、でも・・・
日本で有名なのはアップルワールドや、オクトパストラベルだけれど、世界的に共通している仲介サイトは名称のみ違って、内容は全く同じのよう。例えば、以下のようなホテルフリークやブッキング・ドットコムなどなどは、世界中の言語ページを用意して全て同じホテルを紹介しているわけだね(探すときりがないくらいに)。
Hotel Reservation Online Service
どれもこれもチェスキー・クルムロフの同じ8つのホテルの紹介。実際、少し安いし、何のかんのとエネルギーを費やして疲れもピークだったから、ここで「もうそろそろ」とブッキング・ドットコムから予約した。
でも、何か面白くない気分がどんよりと残る。あと、あまりクチコミにとらわれたくはないと思う一方で、「RUZE」への不満の声も目に付きだした。「中国人ツアーがやってきていて・・・」というのが、2、3でないのが特に引っかかった。
やはり分をわきまえて
アップルワールドの日本人の評価は割といいのだけれど、例えば、次のサイトのように海外の人は正直というか、辛辣。
Hotel Ruze, Cesky Krumlov - Reviews - TripAdvisor
ここ(TripAdvisor)も要は仲介の一種なんだろうけれど、より review を重視しているのかな? ふくろうマークが覚えやすくて、勝手に「ふくろうサイト」と名付けて、その後も利用した。
「5つ星には程遠い」とか「5点満点で1点」とか。「星数を信じられなかったら何を頼りにしよう?」と思ったが、ここにも「Asian tour」への不満あり。
「まあ顔を合わせるとしても朝食会場でだけだろうし」と思ったんだけど、昨夏のスイスの想い出が良かったのは、やはりツアー客らの喧噪とは無縁に、ゆっくりとリッチに朝食が取れたとか、そんなことの満足感も大きかったから、また迷い出す。
ここは昔、修道院だったのを改修してつくられたホテルで、従業員が民族衣装を着て迎えてくれるらしい。もちろん室内の調度品もそうで、これも最初は歴史的な街に溶け込んで「雰囲気ばっちりそう」と思ったんだけど、度が過ぎるほど物の見方って極端に振れやすい。豪華さを最高、と思う一方で、けばくて悪趣味、という人も必ずいる。
何か、悪いけど日本の旅館でも宴席で着物をきたおばちゃん(お婆ちゃん)達が踊ったりするのが想起されて引いてしまう。そうでなくて、若い娘さん(死語か...)だといいのだけれど。
凝り過ぎなのや重厚感があり過ぎるのも気分的には疲れそう。自分らに5つ星デラックスは身分不相応だろうし、つつましやかに分をわきまえた方が・・・と思えてきて、やめた。
こんなときも、仲介サイトのメリットは事務的、無機質に申し込めるのと同じで、キャンセルもドライにできること。未練も後悔もなく。
2007-07-15









