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購入経緯

ネットの縁、ネットの恩恵

PRELUDE

4月に掲載した3代目プレリュードのページには反響が多かった(やはり、僕より上の世代であった)。車は話題にしやすくていい。プレリュードへの思い入れは強く、ネタは尽きないので、コーナーを独立させようと思う。

前回掲載の際に紹介したサイトへ、僕も仲間入りさせてもらうと、早速、県内、近県の方から連絡をいただけた。同じようにプレリュードをこよなく愛する方達である。僕は行けなかったが、GWには簡単なミーティングも県内でなされた。そうした同好の士が全国にいることに勇気づけられて、僕も、ついに、今度、2台目のプレリュードを購入してしまった!

ここ数年、考えていた──。この先いつか、今のこのプレリに乗れなくなったらどうしよう・・・と。次に乗りたい車は全然、考えられない。カローラ→マークII→いつかはクラウン・・・といった成長願望は僕にはない。僕は身に付けるもの(20年来のスーツ)も住まい(アパート住まい13年目)も考え方(単に知識が進歩しないだけ?)も、流行や斬新なものを追う方ではない。旧式のままでいい。ずっと、プレリでいい。でも、乗り換えるのが前提(当然)の車を生涯ずっと・・・というのは難しい。手放すことになったら、きっと泣きそうである。けれども、発想を転換すればいい。先のサイトのオーナー達がそうであるように、3rdプレリュードを乗り継げばいい、もう一台、持てばいい。実際、今、3rdに乗っているオーナー達の多くもそうであるようなのだ。

もちろん、最新(最後)のものでも15年前という過去の車だけに、探して簡単にあるタマではない。おまけに、僕自身そうだが、今、乗っている人(相当にもの好きな人)が簡単に手放すとは思えない(^^;)。前回、11年前に買ったときはホンダヒスコ徳山店(今はホンダの中古車販売はオートテラスに一本化された)で、確か熊本から取り寄せてもらったはずだが、それでもまだ、中古車市場にはちらほらあった。今では皆無に近い。けれども、前回と今回で時代が大きく変わったのはインターネットの普及。今では誰もが簡単にネット上で全国の中古車を探すことができる。販売店を一軒一軒訪ね歩く必要はなく、折り込みチラシや中古車雑誌の1ページずつを、目を皿にして探す必要もない。ネットでは机上で一発で検索できて売買できる。すごいことである。

ネットを見て現地に向かう

PRELUDE

前回、少し触れたが、今度の僕の希望は、マイナーチェンジ後(後期型)のタイプ。色はやはり白。この2点だけはクリアしたかった。グレードや4WSや走行距離や・・・は高望みできない。3rdはカタログの表紙がそうだったように、車体色でいうと「赤」が主力で人気だったようなのだが(オーナーの愛着が他の色以上に強いのか、赤はネットでも全く見つけられない)、後期型に限っていうと黒や紺が多い。当時、バブル絶頂期を駆け抜けた車で、景気が悪いときは白、良くなるとダーク系が流行る、といった定式が当てはまっていたのだと思う。それで、ネット上で掲載車数の多い、Gooネット、ヤフー自動車、ヤフーオークション・・・といったサイトでも、そもそも数えるほどしかない3rdの、後期型の白、となると、なかなか出会えない。

一台、ぶつかったときには、買ってもいいと思ったのだが、その販売店の趣味でか、こてこてのエアロ仕様にされてしまったのに幻滅してあきらめた。そんな経緯があったから、次にヤフオクで見たときは即座に心を固めた。ただ、車をオークションで買うのはやはり抵抗があったので、落札、という形でなく、出品者に個別に連絡して交渉した。先方業者が神戸と、夜行バスもあって行きやすい場所だったこともあり、休日に出かけてみた。

業者といっても、地元のタクシーの運ちゃんさえ知らない、ネット上での売買を主にされている個人の方だった。中古車販売、買取り業界はネットの普及で、かつてのディーラー店や大手チェーン店の優位性がなくなった、といわれているように、これもネット普及ならではのすごいところである。僕ら消費者が見るサイトとは別に、業者間で売買される特別のネットワーク(*)があるらしい。そうして、大手やディーラー系が取り扱わない、手を伸ばさない、こぼれ落ちた車種を回転し、再生させてくれる。

*「ネット活用、入札機会広げる」中古車オークション業界2位のJAAが最大手のUSSを追う。神戸会場では一日の出品台数が1万台を超えることも。(2003/07/18日経新聞)

事実、今回のプレリも前所有者がトヨタ車に乗り換えた際の下取車なのだが、それをトヨタの販売店が手放したものである。都会(大阪)だったせいか、15年乗って走行距離は7万km。それでもトヨタからすると、もう、中古で売ろうというものではないらしい。確かに、大手の販売する(利幅の見込める、走行保証できる)中古車は平成でも2桁年の、どうがんばっても7、8年前までが限度。今回のプレリも失礼ながら、前所有者(ワンオーナーで住所と名前まで分かる)、どう運転したらこんなに傷が付くのかと思うくらい、運転があまり上手とは言えなかったようで(^^;)、前後左右の4角とドアミラーにこすり傷があった。ホンダのオートテラスでさえも今では全く見つけられない年式車種を、ライバル先のトヨタがあえて修復してまで市場に再度、流すはずもなかったろうことが容易にうなずける。

出向いた先は、神戸といってもはずれの地区で、更地にほとんどスクラップ同然の車が敷き詰められている。僕が拍子抜けするくらいの、あっけないほどの低価格で購入できたのは、通常の販売店のようには修復に手を加えないから。一番奥に停められていたので動かすこともできなかったが(何しろ、全車バッテリーが取り外されている(^^;))、勝手知った車なので、エンジンだけかけて良好なのを確認し(少なくとも現所有車のようにアイドリングで車体が揺れなかったから(^^;))、購入を決めて帰った。

そういう経緯で念願の後期型を入手できた。今度は4WSなのも嬉しい。あやうく廃車になるところを、こうしてネットのおかげで入手できたことになる。あらためてネットの恩恵を感じている。今度こそ最後で、あとはもう、同好の士からの禅譲を期待するしかないだろう。

今回の2台目は、そろそろやばいかな、と思えてきた現行車がダメになっても・・・、という保障の意味で先買いしたつもりなのだが、2台持ったといっても贅沢なわけではない。2台合わせた値段でも軽1台を新車で買うよりずっと安い。そもそも、公共交通機関の不便な地ゆえガソリン購入全国1位の山口(*)にあって、我が家はずっと妻に持たせてやれずに不自由させていたところ。妻が使っているとき、今度は僕が出かけられず・・・と不便であった。田舎では一家に二台、三台当たり前の、これで人並みに便利になりそうである。

*ガソリン購入全国1位
(おもしろ統計ウォッチング/山口県統計課)


前回、記したように、一時期、O君のSi-4WSを預かっていたことを含めると、3代目ならぬ3台目のプレリュード、ということにもなる。

しばらくはプレリュード一筋

今回、以下にご紹介するのは、3rdサイトのオーナーでメールをもらえたTさんのサイト。神戸から山口に搬送されて登録手続き中の、ちょうど僕が納車を待っている頃、サイトをリニューアルされた、と連絡があったものである。Tさんは、デザイン事務所を経営されるだけあって、サイトもプレリュードもため息の漏れる美しさに仕上げておられる。何より、3rdプレリュードへの思い入れの半端でないこと。仕事も趣味も、徹底してやられる方だということがよく分かる。

僕など比べものにならないが、それでも僕も、車なんて単なる移動手段、鉄の塊だと割り切ってしまえばそれまでで、こういうとちょっと大袈裟だが、生涯のうちに何台か乗り替えることになるだろうマイカーのうち、こうして3代目プレリュードという、大好きだと思える車に出会えて、所有できて良かった、幸せだと思っている。


3RD GENERATION HONDA PRELUDE B20A CLUB
3rdを18年間乗り続けておられるTさんのhitomi88号のページ

(続く)


PRELUDE


2005-07-03


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