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東京マラソン2008 - 2
2日後
今日は聖バレンタイン・デー。このところ嬉しい便りが続いていたのだけれど、さすがに期日指定のハート便は来なかった。遠い昔はあったような・・・。「(ディスカウントされる)明日以降が狙い目だね」なんて会話になってしまう我が家が哀しい・・・。
さて東京マラソン。いよいよ数日後の期待と興奮が高まってきた。
東京に行くこと自体が滅多にないことなので、上京そのものが楽しみ。今回はここ2年の海外旅行に続けてJALを利用したことでたまったマイレージを使っての、初めての旅行。世間では JAL への風向きは悪いけれど、僕は応援している。
宿も費用を抑えての、だいぶ安上がりの旅。
支持一色ではない東京マラソン
ところで、丸一年先の話題ながら、東京マラソン2009は来年3月22日開催が決定されているらしい。第一回で青梅マラソンとの確執があったと思ったら、今度は荒川市民マラソン(3月中旬)との調整が騒がれるのだろうか。招待選手や選考会の部に出るランナーにとっては、びわ湖(3月第一週)との兼ね合いもある。どうも第一回から右往左往、芯が定まらないね。
月刊誌のランニングマガジン「クリール」で武田薫氏も述べている。「クリール」で僕の一番好きなコーナーが「武田薫の日本マラソン文化論」。マラソン界についての慧眼は他のスポーツライターの追随を許さない。もったいないくらいにここだけが格調高い。トレーニング論よりも大会情報よりも、このページを読むために買っている。
最新号(2008年3月号)「東京マラソン その変質と陸連の責任」で氏はこう述べている。以下、抜粋──
07~08年のマラソンはオリンピック代表選考会になる。世界陸上は特別として、男子は福岡、東京、びわ湖という3大会はいつも通りだが、今回は福岡国際にトップ選手が集中し、世界陸上の出直し組がびわ湖に回って、東京にはトップ選手はほとんど集まらない。・・・現場には東京では選考レースに集中できないという声がある。
昨年も、男子は世界陸上の選考レースだった。ところが、メディアは有森裕子の遅まきの引退レースを騒ぎ立て、選考会はどこかに吹っ飛んだ。
日本のマラソンは、これまでエリートレースを中心に普及してきた。新・東京マラソンはエリート部分を残して大衆参加させる都市マラソンを志向し、結果は同じものになるはずだった。
ところが、とりあえずはそうはならないことがわかった。誤解を恐れずに言えば、東京マラソンがニューヨークシティーマラソンやロンドンマラソンのようになると思ったら、河口湖マラソンの都心版になったのだ・・・。一般ランナーにとってはかまわないが、日本陸連はそれでいいのだろうか。
日本の陸上界はマラソン、駅伝によって普及強化されたという、他の国に例を見ない歴史がある。エリートマラソンの伝統を守る努力が、日本陸連の責務ではないのか。
順序が逆になるが、昨年第一回大会後の検証として述べていたのが2007年6月号。以下、「東京マラソンは本物か──浮上した節目の課題」より。
(参加者の)3万人は大変な数だが、たった3万人ということもできる。日本のマラソン文化は、3000万人の沿道応援者と視聴者、さらには国全体に浸み込んだマラソン理解という下地に支えられてきたものだ。参加者の満足と経済効果をぶち上げるだけで、大会が長続きするはずはないだろう。
マラソン・エリートを、目的意識をもって育ててきた国は日本だけである。私たちはこれまで、友人ではなく選び抜かれたエリートを見るために沿道に立ち、そこに使命感を帯びた数々の<メロス>を重ね合わせてきた。・・・多くが走ればそれでよしとするだけでは、陸連としての努力不足だろう。エリートから大衆参加へという大きな節目に際し、主催者の片翼を担うだけの覚悟を見せてほしい。
僕自身もまだ東京国際マラソンの廃止による東京マラソンへの移行にすんなりと肯定できない気持ちが残っている。特に決まった当初、周囲にも賛成の声はなく、落胆と失望と批判ばかりだった。
前にも述べたけれど、甲子園を目指して懸命に練習していたら、突然、全国一律に抽選で出場校が決められる方式に変わってしまった、東大受験もくじ引きで決定──と同じようなこと。
昨年の第一回大会があのように「お祭り」としては一応、成功だったようだから、国民の関心レベルでは全国的に理解されたのかもしれない。「楽しそうでいい」と、多数決をとれば圧倒多数で支持されるだろう。底辺が広がるのは歓迎だけれど、トップクラスのランナーのレベルアップに支障があるようでは、今でも苦しい日本男子マラソン界がさらに苦境に陥るようなことのないよう願う。
2008-02-14










東京マラソンでの活躍を期待しております。
状況的に記録を狙うことは、難しいとは思いますが
最後まで頑張ってください。