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運命に導かれて
箱根駅伝一色の大学生活
日経の日曜紙面、充実している中でもひときわ格調高く期待度の大きいのが最終頁の文化面。昨日は作家、黒木亮氏。
ちょうど3年前のまさにこの時期にエントリした冬の喝采 の著者。本棚の方は「2」を見ないまま、面白く読了したのであるが、御存知、早稲田で瀬古氏と同学年、中村清監督の指導を受けて箱根駅伝に心血を注いだランナーとしての半生記。
記事は、単行本で600頁超の「冬の喝采」のエッセンスが、他でもない本人なだけに見事に集約されている。
箱根駅伝はもう終わってしまったけれど、僕もまた書棚から取り出して少し読み直してみた。陸上に打ち込む青春記の真っ直ぐな思いが熱く伝わってくる。小説では息詰まるようなストーリーに引き付けられてぐいぐいと読んだが、記事では主題とされた数奇な運命ということの、あらためてその強烈さに驚嘆させられる。
人はなにかを選択するとき、自分の意思で選び取ったと思うけれども、大きな運命に導かれて、想像すらしていなかった長い長い道のりを歩まされることもあると思う。
こんな運命の人もそうはいないだろう。
今は週刊「エコノミスト」で旧川鉄初代社長の伝記を連載中(最初、ちょっと読んだだけだが一応、目にはしている・・・)、産経新聞でも小説連載中と、毎週、毎日、著者の名前を目にしないわけにはゆかない精力的な活動。箱根駅伝を2度、走ったという名誉なプロフィールの不要な実績がすごい。
「冬の喝采」では著者が故障に長く苦しんだ心情の描写にとりわけ共感を覚えた。そういえば、3年前のこの時期の僕がまさにそうで、ちょうど翌週が僕(部)にとって一番、大きな駅伝の日であった。ケガで出場できずにチームに迷惑をかけてしまい、当日は付き添いに回っていた。その日曜文化面が村松友視氏の松井秀喜と七割の憂鬱 。その頃、ケガばかりで一向に走れず、先の見えない失意の中で読んだ内容に感心し、慰められたことをよく覚えている。
毎年、箱根駅伝をみると、走りながらみた新春の陽光にきらめく相模湾を思い出す。わたしを早稲田に進ませ、阿部馨先生、河野稔先生、落ち目の競走部、中村清監督といういくつもの出会いを用意し、北海道の秩父別という小さな町から、戸塚・平塚間の21.5キロメートルへと導いたのは、確かに運命だった。
満足度:★★★★
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2012-01-16

今日は都道府県駅伝あるねっ
休みだからまったり見れる(^ ^)
山口県どうかな~?
柏原、川内走るんかな?
ネットでチェックしてみよう
ではでは、また♪